種デス ローエングリンを討て

シン・アスカ主演の新・種デス第4回*1
例によって、シンがすねて、アスランがフォローする展開。
シンは地下洞窟を抜けて、ローエングリン砲の下に飛び込むという展開。
敵の対陽電子MAは蜘蛛ガンダム。個人的にはマジックのレジェンドみたいでいいなあと。もっとコイツの戦闘能力を見せてほしかったですね。
ちなみに防御専用のMAって空しいよね。
ローエングリン砲塔そのものにつけておいたほうが確実かと。
 
 今回、ネタはいいんですが、妙に生々しい戦場風景と何も考えていないかのような作戦がミスマッチです。街での処刑シーンとか、NEWSからそのまま取ってきましたねという感じで、スタッフの政治的作為を感じる一方、無印SEEDでは「地上の汚染が懸念されるので」と、マリュー艦長が使用を躊躇っていた陽電子ローエングリンタンホイザーを双方ががんがん打ち合うという、MS時代の陸戦とは思えない大鑑巨砲主義戦闘はどうでしょうか? 近隣の街から言えば、その放射線被害も馬鹿にならないはずです。
 あと、当日、ブリーフィングでデータを渡すってどうでしょう?
 シンが一度ぐらいシミュレーターで回すという、戦争映画なら当たり前の展開も、もう視聴者には分からないと製作側は思っているのでしょうか?
 アニメのロボット物で戦術云々を言ってもしかたなかろうが、飛行型のガンダムが2機ある時点で、その2機だけで攻めたほうが・・・とか思いますよ。
 
 次週はミーア・キャンベルが専用のピンク・ハート付きザクで戦場慰問。分かるけれど、シンはステラより先に、ミーアと出合ってしまうのですか? もしかして、ミネルヴァは戦艦アマテラスのような「情報操作つき芸能人戦艦」になってしまうのでしょうか? 
 オレンジグフの新キャラも登場し、さらに展開が予想できなくなった。
 まあ、そこが価値と言えるのであるが。

*1:我ながらしつこい