種デス 突っ込み大会
ビグザム形状のサイコガンダム話。
今回も劇場版Zの公開記念なのか、突っ込みどころ満載。
「圧倒的じゃないか?」
OP前から、どこかで聞いたような台詞が炸裂。
えー、OP前にそんなに話を進めるの?
さらに、デストロイはビグザム形態からMS形態に。全包囲砲撃可能なガウォークというか、デストロイド体型のほうが強そうだけど。え、腕が飛ぶの?
実はマジンガーZ、ジオングだったことが判明する。ORZ・・・いいのか、これで。
大殺戮状態のデストロイに対して、フリーダムが出撃するのはアムロだからいいんですが、勢い、カガリもオーブ勢と出撃するのはちょっと。
娘ともども、「足手まといだから、出るなよ、おい」とついつい突っ込んでしまう。デストロイの形状がどうにもビグザムなだけに、スレッガーさんの最後が浮かびますよ。
しかし、ムラサメ3がやたら強いんですが。
結果、3機のスパイラル・アタックに翻弄されたオクレ兄さん戦死。その連繋をダーダネルス海峡で見せていたら、ミネルヴァは落ちてますなあ。
さらに、ミネルヴァが参戦するのですが、パイロットはいるのに、MSがない。シンという主人公を単独で出撃させたいという演出上の理由は分からないでもないが、基地から出撃したんだから、緑ザクでも、バビでも借りてこいよ。ルナマリアはどうせ砲撃戦ばかりなのだから、ザウートでOK。天才レイとアスランには犬でも可。ガイアはどうした?
いや、そういう演出上の状態を説明せず、シンの「狂気」の表現に使うというのは、ある意味、狙っているのか?
ステラとシンの再会は、また、コックピット切断。このあたり、ニュータイプの共鳴を排除した弱点を、キラの不殺に結びつけたのか?
そうして、シンは戦うべき相手を間違いそうになり、暴走したデストロイをフリーダムが撃破。ステラは脱出するも、シンの腕の中で死亡。
こう書くと、綺麗な話だけど、シンは、妹の死を通してしか物を見ていない。ベルリンにいた数百万の市民を殺戮したステラを、妹と同一視してしまう。そこにはどうもタメがない。もう少し悩んでほしいな。
ネオ撃墜ですが、それが識別できるあたりは少し演出が強引ですね。やりたいのは分かるのですけれど、ベルリンが焦土化されたあの状況でネオが無事とか、一目で分かるあたりが無理がありますよ。ちょっと演出に無理があるなあとね。